現場だより

工事目標に向かって

工事目標に向かって

こんにちは、工事部Iです。

私は、現在 大阪市の市営住宅の現場に携わっています。

既存の建物の上屋が撤去され基礎が残された状況で着工になっています。

先ずは、今回の建設に影響する既存基礎の撤去と既存杭引き抜き工事を行い、杭打ち作業から本格的な工事開始となります。

工期の都合、基礎解体工事と既存杭抜き工事及び新設杭打ちの3工事をエリア分けし現状同時に進めています。

 

さて、私たち森長工務店では、着工する前に施工検討会というミーティングを開きます。

ここでは施工にあたって技術的な課題を皆で知恵を出し合って話し合うこともしますが、その工事で達成したいと考える目標を現場責任者が立てて、それを達成するためにはどうすればいいかを考えます。

例えば、無事故無災害の達成や、産業廃棄物の低減などを掲げます。

 

この現場でも9つほど掲げています。

その中でも私個人としては、工事成績評定において優秀な成績で評価されることを達成したいと思っています。

「工事成績評定」とは、公共工事において、工事が完成した段階で、発注者が工事ごとの施工状況、出来形及び出来ばえ、技術提案などを採点する工事の(成績表)通知表のことです。

また優秀な点数をとろうと思うと、建物の品質だけでなく、現場での采配や指示、現場周辺の環境などへの配慮等も必要になってきます。

以前の私の現場は80点にも届かない点数でした。

今回はリベンジの気持ちで業務に当たりたいと思います。

 

もちろん第三者災害を起こしてはいけませんし、事故の発生などは以ての外です。

これからは夏場の熱中症対策や労働者の高齢化又外国人労働者の増加など、さまざまに配慮すべき課題が山積みです。

しかし、とにかくなすべきことを成し、目標に向かって着実に進みたいと思います。