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田舎の想い出
こんにちは、工事部のKです。
年末年始を利用し、田舎へ帰省しました。
私が生まれ育ったところは、南は九州、宮崎県の西南に位置し、鹿児島県との県境の都城市です。
地元では、みやこのじょうではなく、みやこんじょと呼ばれています。
地元出身の有名人が何人かいますが、宮崎をどげんかせんといかんという文句で宮崎県知事にもなった、そのまんま東こと東国原英夫さんが最近では有名かと思います。
言葉(方言)は、ほぼ薩摩弁です。
牧畜業がとても盛んな地域で、特に「肉用牛」「豚」「鶏」「ブロイラー」は日本有数の生産高です。
これは、霧島山です。
あの坂本龍馬が、新婚旅行で訪れた地と言われています。
雄大に見える霧島山の景色が、なにかしらとても好きでした。
高校生の頃には、この景色の中を毎日自転車で通学していました。
夏は暑く、冬になると霧島おろしというとても冷たい風が山の方から吹きます。
その中を凍えながら15kmの道のりを通学していました。
雨の日も風の日も時には台風の時も、また暑い日も寒い日も・・・。
特に冬は、よく手が霜焼けになったなぁ・・・・・!とても、かゆくて、かゆくて・・・!
ですが今ではとてもいい思い出です。
家から近い学校があったにも関わらず、一番遠い学校を選択したのはどうしても自分のなりたい仕事に向けた学校に行きたいというその強い思いがあったからです。
今でも、あの時の思いは忘れることができません。
2011年に大きな噴火があり、昨年もこのように噴火がありましたが実家の近辺からはこんな風に見えます。
隣の鹿児島県の桜島は度々噴火していますので、このような状況はよく見かけることかと思いますが・・・。
桜島が噴火すると、鹿児島県ほどではありませんが、風向きによっては火山灰が降ってくることもあります。
自然災害とは言え、身近にこのようなことが起きるととても心配になります。
九州のお酒、といえば焼酎ですが、地元の焼酎で霧島酒造が有名です。
本格芋焼酎「霧島」には白・黒・赤があり、特に「黒霧島」が近年大変有名になりました。
最近ではあちこちの酒屋や居酒屋で見かけるようになりました。
まさか、自分の生まれ育った地元の物がこんなにメジャーになるとは正直夢にも思ってもみませんでした。
今では地元に、大きな生産工場があちこちに建てられています。
夏は白、冬は黒をメインに私も愛飲させて頂いています。
懐かしい、「スコール」です。
この飲料も、実は宮崎県都城市発祥です。
私は地元にしかない飲料だと思っていましたが、今では大阪の自動販売機等でも普通に見かけるようになりました。
このスコールの開発の原点は、クーラーボックスの中にうっかりこぼしてしまった昼食用の牛乳と炭酸飲料が混ざった光景に当時の社長が閃いて、開発に開発を重ねてできた飲料だそうです。
案外、思い悩んでいるときの解決策やアイディアは些細なところからヒントを得ることがあります。
人間、とても悩んで考えているときに、なにげなくみる見る光景や人の言葉・助言等にヒントをもらうことは誰もが体験したことがあるのではないでしょうか。
仕事をしていれば何をやっても、何をしても苦しい時が必ずあります。
そんな時は、逃げずに自分と向かい合いましょう。
そしたら、必ず何かがみえてきます。
平成の時代も残りわずかとなりました。
今年もたくさんのいいことがありますように!