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Dr.コトー診療所(離島・へき地医療)
こんにちは。
お客様センターのKです。
今回は、Dr.コトー診療所の離島医療問題について、話をさせて頂きます。
元日にDr.コトー診療所の、映画を鑑賞して来ました。
見たかった映画で、感動と共に、色々な問題について考えさせられる映画でした。
映画の前は、TVドラマとして放送されました。
離島の医師不足がなどの問題を取り上げたドラマで、過酷な状況で医療を行っている姿に、感動させられました。
Dr.コトー診療所は、鹿児島県下甑島下甑手打診療所の瀬戸上健次郎医師がモデルとなっています。
志木那島として設定されていますが、ドラマ・映画は与那国島で撮影されました。
最初は島民に反対されて苦労されたそうです。
しかし撮影スタッフの熱意を持った取り組みに、島民の皆様にも次第に協力して貰えるようになり、遂に映画では大歓迎してもらって良い作品が出来たと監督も喜んでおられました。
このドラマの放送後に影響を受けて、離島医療をめざす医師が増えて来ているそうです。
しかしまだまだ医師不足の状況は続いている為、沖縄県では島民・行政・医療者が協力して色々な事に取り組んでいます。
離島では一人であらゆる疾患を診療する事が出来る、総合診療医が求められています。
離島・へき地医療のやりがい
地域にただ一人の医師として、住民と信頼関係を築きながら医療を行うという経験はかけがえのないもので、患者さんからエネルギーを貰えるのも、離島・へき地医療のいいところだと言われています。
ゆいまーるプロジェクト(ゆいまーるは助け合いの意味)
離島・へき地の医療機関での勤務に関心のある医師の勤務医、代診医、専門医などの勤務希望と医療機関の事情をマッチングさせる登録制のシステムです。
オンライン診療
オンライン診療は、スマートフォンやタブレット端末のアプリを通して受診日時を
予約し、医師がビデオ通話で診療するものです。
コロナ禍で自宅にいながら医師に診てもらえる、オンライン診療に期待が寄せられていますが、導入にあたっては、高齢者にとって2つの課題があります。
ひとつは、スマホやパソコンを使った操作。
もうひとつは、クレジットカードを持っていないと、診療の為の登録が出来ないこと。
さらに医師だけではなく、看護師不足も課題となっています。
離島での勤務を希望する看護師を募集する為に、「アイライダー」というイベントがあり、島の自然・歴史・文化・生活などをアピールして、看護師募集を呼びかけ島の魅力を伝えています。
他にも色々な事に取り組み、離島医療に一生懸命頑張っている姿に、感謝して応援したいと思います。
地方の行政だけでなく、国の支援が、もっと必要だと思います。
私達は当たり前に、いつでも医療を受けられる事に、感謝しなければいけないと思います。
ドラマ・映画の主題歌「銀の龍の背に乗って」は、人が生きる上で本当に必要なものが何なのかを教えてくれて離島医療の応援歌だと思います。
この曲が最後に流れてから、誰一人席を立つ人はいませんでした。
それくらい引き込まれる歌で感動しました。
私は女性アーティストの中で、この主題歌を歌った中島みゆきさんが一番好きです。
特に歌詞が本当に人の心に響くからだと思います。
「銀の龍の背に乗って」の意味は3つあり、中島みゆきさんが語られています。
1つ目は「医療用のメス」で銀は手術用のメスの色。
2つ目は「船が波を切ってできる白波」で太陽に照らされて輝く白波。
3つ目は「金の龍とは対照的な存在」で輝かしい金ではなく、弱々しく小さな龍を表現するための銀の龍です。
強くて完成された金の龍ではなく、弱々しくも命と闘う銀の龍という対象的な生き物を表現したようです。
最後に人は助け合い、協力したら苦難を乗り越えられ、前を向いて進んでいけると本当に感じました。
私達の仕事についても、同じ事が言えると思います。
お客様・業者さんに対して社員が感謝を忘れず、同じ立場になって行動する事が大切だと思います。