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アートの島 ~犬島~
皆さん、こんにちは。
工事部のNです。
皆さんは、岡山市東部に浮かぶ犬島という島をご存じでしょうか?
岡山市唯一の有人島で、人口約50人程度の小さな島であり、3年に一度開催される『瀬戸内国際芸術祭』の会場の島になります。
有名なところでは、前衛芸術家・草間弥生さんの『黄色いカボチャ』がある香川県『直島』と思いますが、今回は犬島へ出掛けた話をしてみたいと思います。
まず島の歴史ですが、110年ほど前は非常に栄え、島内に精練所が建設され5000人程度の人が働いていた様です。
しかし、銅価格の大暴落によってわずか10年で操業を終えてしまいます。
そして、製錬所跡は2008年に犬島アートプロジェクト「犬島精錬所美術館」として生まれ変わりました。
他にも、古民家を改修したアート作品等が多数島内に散りばめられています。
自然とアート作品がうまく融合された空間になっており心穏やかな気分に浸れます。
島内には、ヨーロッパからの観光客も多く、少しビックリしました。
現代アートの島として定着しつつあり、観光客の多くは一眼レフカメラを片手に島内巡りを楽しんでいます。
美術館内は撮影禁止でネット検索をしてもほとんど画像が出てきません。
行ってみないと分からない、非常に不思議な空間ですので、ぜひぜひ行って見てください!
さて、今回の旅行は子供たちを楽しませるというより、
自分がゆっくりしたい!
との思いで、この旅先を選びました。
特に小中学生の子供が楽しめる遊具もなく、テレビやスマホ、ゲームも無い様な島内での観光。
退屈で退屈で『面白くな~い!』なんて言うかと思っていたのですが、意外や意外、普段見慣れない景色ばかりで、自然をたっぷり満喫。
みんな帰りが近づくと名残惜しくなり、また、来たくなる様な島でした。
一度は、衰退してしまった島を再びアートで呼び覚まし観光客で賑わいを取り戻す。
企業の素晴らしい取り組みに関心した旅行でした。
余談・・・・・・。
3日間デジタルから離れた生活を送っていたのですが、帰るや否や、子供達は、『Switch!・Switch!』ってな具合ですぐにゲームをしておりました・・・・・・。
トホホ・・・・・・。