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大阪・関西万博 現場見学
こんにちは
設計積算部のOです。
〇〇協会さんと〇〇組さんのイベントで「ちびっこ万博現場ウォッチング」に参加させて頂きました。
万博の工事が最盛期を迎えているなか、建設の活力と最先端の建設技術を子どもたちにも間近で感じてもらう機会を提供するために企画して頂いたイベントだそうです。
万博の現場は大変だと人づてに聞いていましたが、なるほど広大な敷地で所せましと工事が行われていました。
残念ながら現場内には入ることは出来ませんでしたが、現場事務所のビジタールームで現場の説明を聞き、屋上から現場を眺めることが出来ました。
見学させていただいたときには、会場のシンボルである大屋根リングもひとつに繋がっていました。
このリングは世界最大級の木造建築物で1周約2㎞、外径約675mにもなるそうです。
〇〇組さんの工区(全体の約1/3)だけでも1万本以上の梁と柱が使われ、約7800箇所の接合部があるそうです。
そして接合には日本の伝統構法「抜接合」が採用されているそうです。これは清水寺の舞台と同じ構法だそうです。
また、万博というだけあって、伝統的な工法を使用しつつ、最新技術を駆使して現場運営をされているそうです。
BIMを使って設計や現場の進捗管理をするのはもちろん、製作工場とシステムを連携し部材の製作・運搬管理までも行っているそうです。
これだけの規模の工事を予定通り進めるために役立っているそうです。
その他にもドローンでの運搬・4足歩行ロボット、バイオ燃料の使用など様々な取り組みを各企業が行っているそうです。
今まで空想だった話が実際に現場で活用され始めています。
一般的になるにはまだ時間がかかりそうですが、もうすぐそこまで来ているようにも思います。
建設業も若者離れで、人手不足に悩んでいる業種ですが。
子どもたちが現場や最新の技術にふれ、建設業を目指してくれるとうれしいですね。
また、今回の万博でも「太陽の塔」のようにいつまでも人々の心に残る建物が生まれるといいなぁと思いました。