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Kさんの知らない世界

こんにちは。
設計積算部のKです。
日曜日の午後、オールディズが流れるラジオ番組で、同世代のリスナーからのお便り。
古くなった自家用車を買い替える為にディーラーへ、最新の安全装備に満足し、ひと通り装備の内容を確認しましたが、一つ大きな問題が
オーディオにCDスロットルが無いの!?
今まで、長きにわたって収集した私のCDコレクションが・・・・・・。
音楽はダウンロードして聞く世の中。
今時は音楽媒体を使う前提ではない?
同感です。
幸いなのか、家の車は10年を超えていますので、当たり前のようにCDスロットルがあります。
この先、好きな音楽を聞く為には、世の中に自分を合わせなくてはなりません。
うかうかしてはいられません。
*あくまでイメージです
毎年、クラシックをはじめ、いろいろな演奏会へ機会があれば積極的に足を運ぶようにしています。
演奏の中身がわかるわけではありませんが、数時間でもその空間に自分を置くことが大切かなと思っています。
昨年の初めは、住友生命いずみホールへ。
過去数回行ったことのある敷居の低い演奏会です。
演奏の心地よさはもちろん、このホールの雰囲気にはいつも圧倒されます。
はじめての舞台劇、ここ数年のファン歴は短いですが、とても好きなバイオリニスト古澤巌さんです。
バイオリン、ピアノ、ピアノ、ウッドベース、パーカッションそれぞれがとても存在感があります。
山本耕史の語りで、劇中に。
舞台上の人数は少ないですが、その分一人ひとりの力量が試される構成です。
中学校時分に合唱コンクールなどで、よく選ばれた楽曲、「あの素晴らしい愛をもう一度」の作者の加藤和彦さんのドキュメンタリー映画が上映されるのを知り、ロードショーと同時に観に行きました。
予想通り空いています。
中央後列の席を予約します。
まわりを見渡すと同世代です。
同じ思い出を持った方々です。
思い立ったら迷わず進む、その求心力に周りはどんどん引き込まれていく様、半面とても繊細できめ細やかな気遣いの人、偉大な人でした。
昨年、クラシックコンサートのご案内を頂くことができました。
幸運にも、3回程プロの生演奏に触れる機会を得る事が出来ました。
コンサートの開かれる建物からして、別世界へ入る気分で気持ちが高まります。
この時間はとても新鮮で、その世界の中に浸れることができる、自分の知らない世界へ誘ってくれる、この機会を与えていただきましたことを感謝いたします。
初めて出会う演奏者、ピアニストが違うだけで、ピアノの音色が違うのも、音の強弱がこんなにつくのか、初めて知りました。
2025年元日リリースのサザンオールスターズ、「桜、ひらり」
「この世に「歌」があって、あなたがいれば、何も怖くありません・・・なんちゃって。」
このコピー、元日からとても良い気分にしてくれます。
知らない世界を知る、どんな分野でも必要と思います。
そんな時間を持ち続ける、これからの自分に必要な事と思っています。