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箱根旅行

こんにちは。
総務部Mです。
先日家族旅行で箱根に行ってきました。
箱根へは何度か旅行したことがありますが、今回は少し違う場所に泊まろうと家族で選んだのが国の登録有形文化財でもある富士屋ホテル。
こちらのホテル明治11年に日本で初めての本格的なリゾートホテルとして開業。
なんと147年前です。
建物の佇まいからロビーに入ってからも歴史ある西洋の建物だなぁとひそかに興奮。
主人がチェックインしてくれている間息子と写真をパシャパシャ。
建築に詳しい社内の方に話を聞いたら色々詳しくわかるのかもなぁと考えながら温泉へ。
その後夕食後朝食前にも入ったのですが、常に清掃の方がいらっしゃって、常に清潔な中で気持ちよく利用できました。
夕食は大正9年建築の旧宴会場を復原したレストランで洋食をいただきます。
ステンドグラスや彫刻は竣工当時のままだそうで、歴史を感じながらもかっこいい印象をうけました。
食事も見た目でも楽しみ温泉宿ではなかなか味わえない時間をとても優雅に過ごしました。
翌朝の朝食は皇室の宮ノ下御用邸として造営された、由緒ある純日本建築菊華荘にて和食をいただきました。
数奇屋風書院造りの純日本建築と庭園をそのままの形で残しており、庭園を眺めながら朝食を堪能。
チェックイン後も私達が自撮りしていると、何を言わずともいくつかの歴史ある建物の前で撮っていただきました。
チェックイン前からチェックアウト後までホスピタリティに溢れています。
今回の旅で感じたのは新しければいいという訳ではないなぁということです。
丁寧にメンテナンスをし真心を込めていれば「古い」ではなく「歴史」や「伝統」を感じるものになるのだと思いました。
森長工務店も来年創業80周年を迎えます。
この歴史は先輩方が丁寧に向き合い真心の積み重ねを行った結晶だと思います。
その歴史や守るべく伝統を引き継いていかないといけないな、と改めて考えるきっかけとなった富士屋ホテルでした。