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一人でウォーキングキャンペーン

一人でウォーキングキャンペーン

こんにちは、営業部のNです。

 

皆さんは現在どのようにお過ごしでしょうか。

運動不足になりがちではないでしょうか。

 

私は先日、せめて休日くらい運動不足を解消しなくてはと思い、ひとりでウォーキングキャンペーンをしてみました。

ただ単に歩くのは退屈なので、私が好きな歴史街道を歩いてみることにしました。

幸い近くに京街道がありますので、「京街道ウォーキングマップ」を片手に行ってみようと思いました。

最寄りの「光前寺」を出発地にして、京都方向へと向かうことにします。

ゴールは決めずに、とにかく行ってみました。

ゆるやかなカーブを描く道が続いており、昔の名残りを感じさせます。

時々広い幹線道路を横断しますが、ほとんどは住宅街の中です。

枚方駅付近に近づくにつれ、古風な景観に出会います。

景観地区に指定されている地域です。

比較的メジャーな「鍵屋」を通り過ぎて、さらに進んでみます。

 

この辺まで来て、足がジンジンしてきています。

頭の中の別の自分が「枚方でゴールにするか」とすでにささやきはじめました。

しかし別の自分は「それで終わりか」と言っています。

そんなささやきを聞きつつ・・・・・・、

 

ようやく、歴史街道の枚方宿の看板まで到着し、休息。

 

ここでもう一度地図を眺めてみますと、なぜか、やる気が出てきて、思い切って樟葉をゴールにしようと決めました。

ごく平凡な街並みですが、昔はメインの道路だったわけです。

意識すると、想像力が沸くものです。

時代劇で見る駕籠や馬の往来、野原の景色や、淀川の三十石船などです。

そうすると自転車や車などをはじめとした文明の利器が尊く感じられます。

考えてみれば、便利なものに頼りすぎている自分に気が付きます。

自分の足だけを頼りに、例えば京都まで歩くことができるか。

かなり大変なことです。でも昔の人はそうしていたわけです。

そんなことを考えながら歩いていると、いつの間にか牧野付近を流れる穂谷川に出合いました。

 

牧野駅前のベンチで小休止し、通ってきたところなどを調べてみました。

古地図から、昔の地名などを調べますと、順番に出口村、伊加賀村、三矢村、枚方村、岡新町村、磯島村、渚村、字三栗町、阪村などで、現在も変わっていないことがわかりました。

 

目的地まであと一息です。

樟葉に向かう淀川沿いは京街道だったようです。

堤防は現在のようではないでしょうけど、左側に天王山方面の景色がひらけ、右側に京阪の線路が走っており、ここはいつ見てものどかです。

しかし歩いてこの景色を眺めたのは初めてでした。

 

そしてついに樟葉まで歩くことができ、歴史にも触れられ、充実感を味わえました。

(全歩行距離10km、所要時間2.5時間)

 

ここからさらに京都方面に向かうコースは、将来の楽しみに取っておいて、いつかは京都まで行きたいなと思っております。

(自宅から京都まで30km所要時間6~7時間)