その他
嵐山ウォーキング~パート2~
前回の続きです。
次に二尊院→祇王寺→化野念仏寺を訪れました。
今回は常寂光寺、落柿舎をスルーして、訪れた 記憶が少ない二尊院を訪れました。
広く長い参道は両脇のもみじが見事で紅葉時は絶景だと思います。
境内には「しあわせの鐘」という鐘楼があり、「自由に優しく突いて下さい。」とあります。
常備品の消毒スプレーを使用した後、突いてみました。
二尊院とは「釈迦如来」と「阿弥陀如来」の二尊を祀る寺院という由来だそうです。
祇王寺も事前知識無く初めて訪れましたが、こじんまりとした苔・シダ類や背景の竹林が奇麗で、紅葉の季節にはコントラストが美しい情景が容易に想像できます。
あっという間に廻り終えたので「竹みくじ」なるおみくじを引いてみました。
占いの結果を象徴する漢字一文字が与えられ、お守りストラップとして付いてくる、二倍楽しめるおみくじです。
結果は「末吉」。
ランキングは下の方ですよね?
でも前向きなコメントを頂き満足です。
注目の一文字はというと「敬!」(当社社長の名前)で、一瞬動揺しましたが、今年の個人目標の「相手の長所を見出し尊敬して接する事」と全く一致する様なコメントが有りました。
祇王寺の由来は、平家物語にも登場する、平清盛の寵愛を受けた歌と舞の上手な祇王が、清盛の心変わりにより都を追われ、母と妹と共に出家入寺した悲恋の尼寺があった所で、小さいですが人気あるお寺です。
化野念仏寺迄はかなり坂を上がり歩きますが、近くになると古風で趣のあるお店が何軒か現れ、雰囲気が出てきます。
当寺へは幾度も訪れて、毎回夥しい数の石仏を見て気分が重くなりますが、奥の美しい竹林を上がる石階段の景色は幻想的で魅了されます。
受付終了が15:30で16:00閉門(6/20)と早めの為、観光の際は注意が必要です。
最後に大覚寺と大沢の池を訪れました。
化野念仏寺からは距離が有りますが、今迄の登りから下りスロープ→フラットな動線の為急に
軽快な足取りになりますが、他に田園風景を見ながら歩いて大覚寺に向かう人を見ません。
皆さんバス又は車で移動でしょうか?(ルート違うの?)
大沢の池の事を今迄は、大覚寺の傍にある大きな池との認識でしたが、平安初期嵯峨天皇が大覚寺の前身となる離宮を建立した折に造られた、日本最古の人工林泉庭園である事を初めて知りました。
周囲1kmの巨大な池の周りを歩くと様々に造られた美しい趣向があります。
他に「もみじロード」、梅林、竹林と季節毎に楽しめそうなエリアもあります。
ビュースポットが無いと思える池の淵にも楓、桜が又、池には遅咲の蓮の花が・・・・・・。
梅雨のこの頃に咲くような花はありません。
しかしながら、大覚寺お堂群を池対岸から眺めると、平安時代の美しい情景に出会え?本日一番の感動を覚えました。
大覚寺から途中清凉寺に寄って嵐山駅迄で、本日のウォーキングはほぼ終了。
結果は2万7千歩で小倉山を上がったり、下がったりで負荷も有りましたが、美しいものとの出会いに充実感しかありません。
嵐山は紅葉とデートスポットだけでは無く、何時でも見所満載です。
皆さんも健康の為観光客の少ない時期に訪れては?
本番は紅葉の頃ですが、人手も多く感染予防対策を確実にして出かけましょう。
次は東山を歩こうかな・・・・・・、奈良も歩きたい・・・・・・。
目指せ!
休日2万歩。