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8月のお墓参り

8月のお墓参り

こんにちは、総務部Mです。

 

新型コロナウィルスのパンデミック(世界的大流行)宣言から半年が経ちます。

皆さんも新しい生活様式に慣れてきた頃でしょうか。

 

私の親族のお墓はそれぞれ遠い地方にあります。

唯一義父の先祖のお墓が京都にあり、毎年春と秋のお彼岸には家族でお墓参りに行くことにしています。

ただ、今年の春は、外食どころか外出するのも怖くお墓参りも延期していました。

怖いというのは、自分自身が感染する怖さだけではなく、自分の大切な人にうつしたり、会社に迷惑をかけることが怖かったのです。

そんな私もこの生活様式に少しずつ慣れてきました。

まだ外出する気にはなれず、親とも友達とも食事出来てはいませんが、月に家族でお墓参りに行ってきました。

 

 

京都の左京区にある金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)というところにお墓があります。

 

 

毎回春と秋を感じながらお墓参りをするのですが、手を合わせ、掃除をすると心がスッキリする気がします。

8月のお墓参りは、また違った風景を感じることができました。

 

 

金戒光明寺には五劫思惟(ごこうしゅい)の阿弥陀仏という珍しい姿がみられます(全国で16体ほどしかみられないそうです)。

 

 

かぶるような大きな髪型が特徴で、気の遠くなるような長い時間修行をされた結果、髪の毛が伸びたという様子を表しているそうです。

 

今回の事態で、色々な報道を聞いていると、当たり前のことは何一つないと思い知らされました。

新しい生活様式にいきぐるしさを感じ、面倒臭く感じたりもしましたが、今は当たり前に行える自分がいます。

長い時間の修行とまでは言えませんが、どんなことでも小さな事の積み重ねが大切に感じます。

また、マイナスな面だけを見るのではなくこの状況だからこそ感じることが出来たことを、プラスに変えて前向きに過ごしたいと感じる今日この頃です。